オーガスタの育て方 植え替えと仕立て直し

2023年12月9日

オーガスタ

なんだか怪しい赤い光が光っていますが、気にしないでください。

夜は間接照明をつけているのです。

さて、このオーガスタ、巨大化し過ぎたため、昨年大きくて古い葉をばっさり切りました。

冬の間はほとんど成長していませんでしたが、最近になって切り口からにょっきり。

真ん中の大きな葉が昨日開いた新しい葉です。

夜ひとりでいるときにこの葉が開いたのですが、海苔巻きのように巻かれた葉が、スルスルとほどけて広がります。これだけ大きい葉なので音がするんですよ葉が開くときに。

結構神秘的です。

オーガスタは生命力が旺盛で、本当に育てやすい観葉植物だと思います。

太陽の光にもまったくあてていませんが、この育ちよう。部屋の中で最も大きいので存在感はハンパないです。

水は週に一度、小さいジョウロに一杯をあげています。

 

■水やり

週に一度程度。表面の土が乾いたら、底から水が出るくらいたっぷりやります。

基本的に乾き気味でも大丈夫ですが、乾きすぎると葉っぱの先が茶色く枯れてきます。

夏場で部屋の中が暑くなるときや、鉢の大きさが小さい場合は乾きが早くなるため注意してください。

 

■日当たり

耐陰性があり、室内の日陰でも育つ強い植物です。

ただ、あまりに日が当たらないと葉っぱが徒長することがあります。

丈夫に育てるためには、週に一度は日に当ててやりたいところです。

 

■土・肥料

観葉植物用の土で問題ありません。

成長が遅いときは春と秋に2週間に一度液肥を与えてください。こちらのハイポネックスをジョーロにキャップ半分くらい入れてやればOKです。

 

■植え替え・仕立て直し

オーガスタは成長するとどんどん葉が大きくなり、室内では天井まで達します。

そのままでのカッコ悪いので植え替えの際に仕立て直すといいでしょう。

オーガスタ

 

茎の元からばっさり剪定していきます。

オーガスタ剪定

 

真ん中の茎だけ残してすべて剪定してしまいます。

オーガスタ剪定

 

こんな感じでオーガスタもすっきりしました。

オーガスタ

 

さて、植木鉢からオーガスタを引き抜きます。このとき、古い根が植木鉢の側面にびっしり広がっているため、引き抜くのが相当大変だと思います。

うちではスコップで土を掻き出したり、鉢の側面についた土をそぎ落としたりして、30分くらいかかりました。

上から長い棒を突っ込んで土の中にいくつも空間を作るのも引っこ抜くにはいいと思います。

オーガスタ根

古い土を取るとゴボウみたいな根がびっしり生えています。これで7年くらいです。

古い根っこは切ってしまいましょう。

オーガスタ根

鉢の底には新しい底石を敷きます。今回はネットに入った軽石タイプを使います。

底石

根っこを切ったオーガスタを入れます。かなり切ったので余裕があります。

今回も2本仕立てにします。

オーガスタ

 

最後に観葉植物用の土を入れて完成です。

底から流れるくらいたっぷり水をあげてください。

オーガスタ仕立て直し

 

仕立て直しから3ヶ月後の春です。

オーガスタ

新しい葉が開き始めています。

オーガスタがは日当たりが好きな植物です。できるだけ明るいところで管理すれば、またどんどん葉っぱがでますよ。

 

仕立て直しから1年後

オーガスタ1年後

オーガスタの仕立て直しから約1年後の様子です。

窓際においているせいか、葉っぱがよく伸びてきました。

これ以上巨大化するとまた仕立て直ししないといけないので、このくらいの高さで葉っぱが増えてくるとカッコイイですね。

 

 

皆さんもオーガスタの植え替えと仕立て直しに挑戦してみてくださいね。