ムカデじゃない!観葉植物に住み着いたヤスデを水攻めで駆除する対策方法

2023年12月9日

ヤスデ

観葉植物の中に大量に住み着いてしまうムカデみたいな奴。

実はヤスデという虫だそうです。

 

このヤスデさん、益虫として畑では重宝されているとか。

土を耕してくれるので土の中に空気ができて、植物が根っこを張りやすくなるというわけだそうです。

 

しかし、このヤスデが室内の観葉植物に繁殖したらどうですか?

ホラーですよね。。

 

まさに私の自宅の観葉植物でヤスデが大量繁殖していまして、水攻めで駆除したお話をしようと思います。

これからヤスデの退治の対策を考えている方は参考にしてみてください。

 

ヤスデが住み着いた観葉植物はドラセナ

ワーネッキーレモンライム

今回ヤスデが見つかったのは、寝室に置いてあるドラセナ(ワーネッキーレモンライム)という品種です。

耐陰性があって室内の観葉植物でも特に人気の代表的な植物です。

 

最初はヤスデが住み着いているのに気がつきませんでした。

しかし、ある日水やりをした翌朝の室内でムカデのようなやつが床を3匹ほど這っているではありませんか!

 

調べるとムカデではなく「ヤスデ」だと。

花屋さんで購入したドラセナですが、おそらくその時に住み着いてそのまま来てしまったと思われます。

ヤスデは1匹がものすごい数の卵を産むらしいので、土の中で勝手に繁殖したものと思われます。

ということは、まだ土の中に大量のヤスデがいるらしい・・

おそらく300匹はいると推測されます。

 

早速ダンゴムシなどに使う殺虫剤で、見つけたヤスデは駆除したり、土の表面でうごめく奴もスプレーで駆除しました。

土の表面で見つけたものだけで30匹くらい。

 

ヤスデは水に弱いから水攻めで駆除できるらしい。

このヤスデ、水に弱いそうです。

そのため、ドラセナに水やりをするたびに植木鉢から這い出してきます。

しかもどんどん出てくる!

 

まさにホラー映画のごとくです。

 

そのため、真剣にヤスデを駆除する方法が考えないといけないなと、いろいろ調べた結果水攻めにするのが一番いいという結論に達しました。

 

そんなわけでamazonで植木鉢がまるごと入るでかいバケツを購入しました!

大きいバケツ

25リットルの大きさです。

これだけ大きいバケツってヤスデを殺す以外に使用する用途を思いつきません。

バケツに入れたドラセナ

早速バケツの中にドラセナをまるごと入れます。

ベランダは足の踏み場もない感じになりました・・

 

上から見た様子

こんな感じで植木鉢がすっぽり入るくらい大きいバケツを用意するのが重要です。

土の表面をよく見ると死んだヤスデが大量に丸まっているので写真を拡大するのは注意してください。

 

水を入れた様子

このバケツに水を入れていきます。

ヤスデが浮き上がってきた

このように植木鉢が完全に水没するのがポイントです。

少しでも土の表面が水の上にあるとヤスデは死にません。とにかく窒息させること。

最低でも24時間水に漬けましょう。

ヤスデはとても強い虫で、2時間くらいだと水の中でも生きています。

ちなみにこの写真は、一晩ヤスデを水責めにした状態です。

水面に10匹ほど死んだヤスデが浮き上がっていますが、土の上にもたくさん死んでいます。

 

この後、水を捨ててドラセナに這い上がっている生き残りの数匹をスプレーで駆除しました。

さらに土の表面にも殺虫剤を予防的にスプレーします。

殺虫剤を持っていない方は虫コロリアースが効きます。

まだ持ってない方は1本購入しておきましょう。

虫コロリアースはヤスデが家の中に入ってくるのを防止することもできる優れものです。

一軒家の方は、自宅の周りにスプレーしておくと家の中に入ってくるのを防ぐことが可能です。

マンションの方は、ベランダの排水溝やエアコンの室外機の下などにスプレーしておくとヤスデの侵入を防ぐことができます。

 

ヤスデ駆除は水責めか土の完全入れ替えが重要

以上がヤスデを水攻めで駆除する方法でした。

観葉植物に侵入したヤスデを殺虫剤だけで駆除することは不可能です。

そのため、今回のように水攻めで退治することをご検討ください。

 

水攻めが無理という方は、土を完全に入れ替えるしかありません。

以上、ヤスデを水中で殺す方法でした!