クリスマスローズ(ニゲル)を育てる 培養土・肥料・葉切り
新しい花を買ってきました。
基本的に花より観葉植物が好きなタイプなのですが、冬のベランダってとても寂しい。
冬の間も花が咲く種類を東急百貨店の屋上で探していたところありました。クリスマスローズ。ニゲルという品種。
少しうつむき加減の花が冬の間に咲きます。
品種改良が進んでいるのでいろんな色の花があるそうなのですが、とりあえず控えめ白で。
置き場所
水はけの良いph6.5以上の土壌を好む。
秋冬:日の当たる場所
春夏:軒下や木陰の明るい場所 ※西日はNG
用土
市販のクリスマスローズの培養土がおすすめ。
自作する場合の配合は、赤玉土5 腐葉土4 川砂1
市販の培養土ではプロトリーフのクリスマスローズ専用土をオススメします。
水やり
表面の土が乾いたらたっぷりと。
肥料
固形の油かすや専用の錠剤肥料を置肥するか、1,000~2,000倍に薄めた液体肥料を水やりがわりにやる。
6月~8月は休眠するため肥料はやらない。
10月~5月が肥料をやる時期です。
10月からクリスマスローズの成育が始まります。
この時期から月に1度緩効性肥料をやるか、液肥を週に一度やります。鉢植えで栽培している場合は肥料切れが起こりやすくなりますので、注意が必要です。
臭いがしないのでハイポネックスのクリスマスローズ専用固形肥料がおすすめ。
病害虫
灰色カビ病、ブラックデスなど。
多くの場合、高温多湿状態でこれらの病気が発生します。
蒸れないように風通しをよくしたり、夏場の高温を避けるように管理します。
ブラックデスにかかった場合は他の株への感染を防ぐために、病気になった株を除去します。
一緒に買ってきたローズマリーとベロニカグレースと一緒にプランターに植えてみました。
家の日当たりの悪いベランダでは意外とハードル高そうだけど、どうなるか。楽しみです!
クリスマスローズの種
さて、4月も後半になってクリスマスローズもそろそろ終わり。
でもまだ咲いているものもあります。
そんな中、一番最初から咲いていた花が終わって種ができているものがありました。
まだ花自体は枯れていないように見えるのですが写真のように種がびっしり。
ちょっと見た目はグロいです。。
ヒマワリの種の小さいやつみたいですね。
こんなのがごっそり収穫できます。クリスマスローズの生命力恐るべしです。
クリスマスローズの葉切り(無茎種のみ)
10月になるとクリスマスローズが成長を始めます。
株元を見ると、小さな新しい芽がたくさん出ていることに気づかれるでしょう。ここから今年の花となる芽が成長していきます。
この今年の新芽を育てるために、これからの季節は日当たりが必要になります。昨年生えた葉が大きくなっていると思いますが、これらを切ることで今年のクリスマスローズの成長を促すのです。
大きくて硬い葉は根元から切除しましょう。
古い葉をばっさり切ったら随分明るくなりました。
風通しもよくなって、これで今年のクリスマスローズも大きく成長してくれることと思います。
さて、2月になって秋に小さかったクリスマスローズの新しい葉もぐんぐん大きくなりました。
冬に成長するのがクリスマスローズのすごいところです。
そして、今年の一番花が咲きました!
これから春にむかってどんどん蕾が咲いていきますので、楽しみです。