オリーブの強剪定で切り口に癒合剤トップジンMを塗ってみた
おととし買ったオリーブ。シプレッチーノです。
昨年は花もたくさんつけて、実はならなかったのですが受粉木としてはとても優秀だとわかりました。
おかげで隣に置いていたミッションはこの受粉木のお陰で豊作でした。
それはさておき、このシプレッチーノ、上に上に伸びていく性質があり、この写真のように上は葉が茂っているのですが、下の方はスカスカ。
我が家はベランダの壁にひっけて育てているため、ちょっと背が高すぎと思い始めたわけです。
そこで、思い切って強剪定して小さく維持していこうと。。
しかし、思いついたのはもう4月。
今年は暖かく、オリーブの生長も早くて、3月後半にはもりもり枝が伸び始めていました。
オリーブの剪定時期としては、成長がほぼとまっている2月か3月と言われています。
そのため4月の強剪定は超遅い、いや手遅れなのです。
しかし、一度剪定しようと思い立つといても立ってもいられない性分。
オリーブは成長力がすごく強いので、ばっさり切っても大丈夫なのでは?と邪推が頭をよぎりました。
そんなわけで、バッサリと剪定しました。
いやいや、ばっさり切りました。
葉っぱをひとつも残さなかったので光合成できないと思いますが、どうなるか。
ただ、心配だったのは剪定後のオリーブの切り口。
切り口拡大します。
剪定してから1週間後の切り口です。
ちょっとわかりづらいと思いますが、切り口からわんさか水が出ています。
これだと切り口が腐る可能性もあり、雑菌が繁殖する温床となります。
そこで、噂に聞いた切り口癒合剤なるものを購入してきました。
切り口癒合剤としては知名度ナンバーワン(たぶん)のトップジンMペーストです。
トップジンは他にも同じ名前の商品がありますが、「ペースト」タイプを買ってください。
トップジンMペーストは殺菌剤として有名で、剪定後の切り口に塗って雑菌を抑える効果が期待です。
というか切り口癒合剤としては他の追随を許さないくらい有名らしいです。
こんな感じでチューブ型で、ペースト状の液体が出てくるため、そのまま手を汚さずに切り口に塗れます。
意外とサラサラしているので、切り口が斜めの場合は付けすぎると垂れるかもしれません。
ということでオリーブの切り口に塗ってみました。
ちょっと出過ぎたかも。まあいいか。
オリーブの幹から芽が出ました!
先日強剪定して丸坊主にしたチプレッシーノ。
あれから3週間ほど経ちましたが、ついに芽がでてきました。
堅い幹の表皮を突き破るように2ヶ所。
他にも出てきそうなところがあって、オリーブの生命力の強さを思い知らされます。
強剪定から2年後のオリーブ
強剪定から約2年後、このような姿になりました。
枝が色々な方向から出て全体的にオリーブらしい美しい姿になっていますね!
背が低くてもこんもりと葉が茂っていて元気そうです。
ベランダのハンギングで育てているので、このくらいの背丈が一番育てやすいです。
なお、オリーブの育て方についてはいろいろ参考書を読みましたが、こちらの本が一番わかりやすくて良くできています。
私も参考にしていますので、これからオリーブを育てる方は必読です。
オリーブの剪定についてはこちらの動画でもご紹介しています↓