オリーブ(ミッション)を育てる

2023年12月9日

ミッション

最近オリーブに凝っていまして、3種類目のオリーブを購入しました。

「ミッション」です。

日本では香川県の小豆島で昔から生産されているということで、日本では一番たくさん流通しているオリーブではないでしょうか。

ミッションの特徴

スペイン系のオリーブで、アメリカのカリフォルニア州で発見されました。

直立型で尖った銀葉をもっていることが特徴です。すらっと上に伸びていくので、狭い日本のベランダで育てるのに向いているのではないでしょうか。

ピクルスやオリーブオイルに加工されるオリーブです。

 

水やり

やや乾燥気味に育てるのがオリーブの特長。地中海沿岸に植わっているイメージどおりですね。

でもあまり水切れさせると葉っぱが枯れてきますので、そのあたりは様子をみながら練習してみてください。

そのうちオリーブがいつ水を欲しがっているかがわかるようになるはずです。

うちの場合は春から夏の間は毎日ジャブジャブ水をやっています。日本の夏はやっぱり厳しいので。

 

日当たり

太陽が好きな品種です。できるだけ日光があたる場所に置いてあげましょう。

ただし、ずっと室内で育てていたものは紫外線に徐々にならすようにする必要があります。

なお、半日陰の場所でも育ちますが葉の数が少なくなります。

培養土

オリーブはカルシウムが好きらしいのですが、そのカルシウム成分が強化されている培養土がオススメです。

肥料

地植えの場合:2月・10月

鉢植えの場合:2月・6月・10月

※鉢植えの場合は土の量が限られているため夏場に息切れすることがあります。そのため6月に体力を補うために追肥します。株元からできるだけ離して緩効性肥料を置いてください。
オススメはハイポネックスのオリーブ専用肥料です。↓
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病害虫

ハマキムシやアナアキゾウムシ、そして梢枝病などが主な病害虫です。

対策についてはこちらの記事をご覧ください。

オリーブの木の病気と害虫対策

 

これって花のつぼみかな?

mission

4月上旬のミッションの様子です。

実はまだオリーブ初心者のため、オリーブの花を見たことがありません。

でもこれって花の蕾のように見えますが、どうなんでしょう。このミッションは結構大きくて5年物以上だと思います。

そのため、今年花が咲いてもおかしくないです。

隣には同じく蕾らしきものをつけたシプレッチーノもありまして、うまく交配してくれるとうれしいのですが。。

ミッションの花

ミッションの花

ミッションの花が満開となりました。

この写真でみると、奥にある背の高いオリーブがミッションで、手前の低い木がシプレッチーノです。

両方とも花がたくさん咲いているのですが、ミッションの方が花の数が少なくシプレッチーノはものすごい量咲いています。

これだけ近くにあれば相当受粉してくれると思うのですが、どうでしょうか?

 オリーブの受粉のさせ方はこちらも動画も参考にどうぞ。

ミッションの実が大きくなりました。

ミッションの実

今年は猛暑でオリーブも早くから花がついたのですが、そのせいで実の成熟も早いような気がします。

 

ミッションはシプレッチーノの隣に置いておいたので、かなり受粉して実がたくさんなるかと思いましたが、現在のところ20個ばかりとなっています。

 

もう少し積極的に受粉させた方が良かったのか、これでも多い方なのか。

しかし、現在8月ですが猛暑のため水の減り具合がハンパないです。

朝夕たっぷり水をあげてもすぐに乾く始末。

水やりは大変ですが、この時期水を切らすと実の成熟にも影響が出てしまうため、旅行に行ったりするときも水が切れないようにすることが重要です。

 

なお、オリーブの育て方についてはいろいろ参考書を読みましたが、こちらの本が一番わかりやすくて良くできています。

私も参考にしていますので、これからオリーブを育てる方は必読です。

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ミッションの栽培日記は随時更新していきます!