オリーブの植え替え(何の種類か不明)
実は勤めている会社でオリーブの木を買いました。
しかし、満を持して届いたオリーブは細くてひょろひょろ。風が吹くと今にも折れそうな状態です。しかも何の種類か不明。。購入時はオリーブに種類があることを知りませんでした。
枝先も所々枯れていて、病気のよう。
このオリーブの復活栽培記録をお届けします。
肥料
とりあえず、葉っぱが少ないということは日に当たっていないとか肥料が足りないということで、肥料をやることにしました。
肥料はうちのオリーブでもやっているハイポネックスの固形タイプ。
オリーブの植え替え
さてこのオリーブですが、1年間育ててきてかなり葉っぱも出てきたのでもっと大きな鉢に植え替えることにしました。
写真のとおり、でかいです。
やはりオリーブと言えばテラコッタですから、でもちょっと大きすぎたかもしれませんね。
でも大きいことは植物にとっていいことです。
例によって鉢底石をしきます。
今回は鉢自体が大きいので網に入った鉢底石を二つ使いました。
古い鉢から引っこ抜きましたが、結構大変でした。
というのもオリーブは根が張りにくいせいか、針金で鉢にくくりつけてあることがあって、このオリーブもそういう風にしてありました。
針金でがんじがらめにされていたものをほどいて、やっと鉢から抜きました。
ご覧のとおりほとんど培養土がない中で根がびっしり、これでも今年はかなり成長しましたので、いかにオリーブの生命力がつよいかということがわかります。
オリーブの根っこです。
古い土をかなり落としました。本当はこの11月という気候では、根をいじるのは御法度なのです。
しかし、あまりに土が悪いし、結構粘土質の土もへばりついていてなんとか新しいふわふわの土に変えたいと思いました。
意外と根が充実していて、ベランダの北向き、日が当たらないという環境でもがんばっていたことがわかります。
ビルの4階のせいか、ビルの谷間にあるせいか、コガネムシやカミキリムシそしてアナアキゾウムシなどの害虫の被害もありませんでした。オリーブの病気と害虫
早速テラコッタに入れてみました。
この大きさの違い!
これだけ新しい培養土がはいるスペースがあれば、オリーブも本望でしょう。
今回使ったオリーブ用の培養土はこれです。
オリーブはカルシウムが好きらしいのですが、そのカルシウム成分が強化されている培養土です。
amazonのレビューもかなり好評価なので、この培養土できっと大丈夫。
ということで培養土をいれたら、たっぷり水をやります。
ご覧のとおり見た目も見違えましたね。
隣にはローズマリーの鉢も。ちょっとベランダが南欧風になりました。
最後に、オリーブは根があまり広がらないため、植え替え直後はふらふらして根が余計に張りにくくなります。
そのため、支柱を立てて保護しています。
皆さんもオリーブの植え替えの際は倒れないように注意してみて下さいね。
植え替えから1ヶ月 葉が枯れました
11月にオリーブの植え替えをしてから1ヶ月。
あれ?葉っぱの先が枯れてきています。
これ、水不足です。
植え替えた際にたくさん根を切れてしまったのと、培養土が増えて頻繁に水やりをやる必要がなくなったので水やりを少しサボっていました。。
冬とは言え、オリーブは結構水が好きな植物。
しかも今回テラコッタの鉢に変えたことで、水の蒸発も早い早い。
というわけで、植え替え直後の水やりは気をつけないといけませんね。
オリーブの蕾
何の種類かわからないオリーブ。
昨年植え替えをしたせいか、今年はすごい勢いで成長しています。もちろん、冬の間にハイポネックスのオリーブ専用肥料をやったことも影響していると思いますが。
4月になって蕾も大量につきはじめ、あの弱々しかった面影はありません。
花が咲くのがたのしみですね。
オリーブの花
オリーブの花が咲きました。
結構花がたわたについているのですが、何の種類からわからないのが残念なところ。
近所で花が咲いているオリーブをほとんどみかけないので、自然に受粉してくれるかどうかわかりません。
風で花粉が飛んでくることは望み薄なので、ハチや虫が飛んできて受粉してくれるのを期待するしかありません。
続きはこちらから。なんと実をつけてくれました!↓
なお、オリーブの育て方についてはいろいろ参考書を読みましたが、こちらの本が一番わかりやすくて良くできています。
私も参考にしていますので、これからオリーブを育てる方は必読です。