日陰でも育つ屋外のおすすめ植物

2021年4月28日

お住まいの環境によって育てられ植物の種類も変わってきますが、日陰のお庭の場合は特にこまりますよね。

今日は、そんな日陰の環境でも育つ屋外の植物についておすすめの種類をご紹介します。

シマトネリコ

シマトネリコ

一年を通して常緑のシマトネリコはどんな家屋にもマッチするということで、あちこちのお庭でよく目にする植物ですよね。

大きな物だと5メートルくらいになるものもあります。

南国の植物なのであまり寒い場所では育ちませんが、関東より以西であれば大丈夫。

かなりの日陰でも育つ強健な植物で、シンボルツリーとしても優秀です。

常緑ではありますが、半常緑で秋に多少葉が落ちますが、ほとんどの葉が冬にも残り庭の彩りを豊かにします。

オリーブ

オリーブ

オリーブも南国の太陽を浴びて育つイメージがありますが、半日陰でも育ちます。

もちろん日光が好きな植物なので、日当たりがいい方が大きく育ち花もつきやすくなります。

日陰だと葉の数がかなり少なくなります。

 

また、零度くらいまでは耐えるので、雪が積もらなければ少々寒い地域でも大丈夫。

かなりの日陰環境でも育つ耐陰性が有名で、最近はシンボルツリーにするお宅も増えてきています。ちなみに常緑です。

ただし、室内のような風のない環境では育ちにくい面があります。

屋外の風通しの良い場所で元気に育ちます。

アジサイ アナベル

紫陽花 アナベル

アジサイは日本でも日陰で育つ植物として有名ですね。

この写真はアナベルという北米産のアジサイ。

日本のアジサイより野性味が強くて、日陰でも花が咲きます。

注意点は水を切らさないこと、日陰に置いていると水やりを怠るケースがありますが、水が好きな植物ですので暑い日は特に気をつけましょう。

ヤツデ

ヤツデ紬絞り

日本古来より愛されてきた日陰の常緑植物です。

縁起物として玄関脇に植えているお宅もあるようです。元々日本の野山に自生していたもののため、日本の気候にとても合っていて病害虫も少なく、とても優秀な日陰の植物です。

写真のような明るい斑入りのものもあり、日陰の屋外を明るくするために植えても素敵だと思います。

クリスマスローズ

クリスマスローズ

クリスマスローズも常緑で冬から春先にかけて花を咲かせる日陰の植物です。

あまり手がかからず病害虫にも強いため、日本のお宅でもよくみかけるようになりました。

ヤブコウジ

ヤブコウジ苗

ヤツデと同様日本では昔から縁起物として植えられてきたヤブコウジも日陰で育つ代表的な植物です。

冬に赤い実をつけるのが特徴で、常緑の植物で日陰の環境にもよく適応します。

日本の山野では大きな木々の根元で成育しているため、日陰の環境でよく育ちます。

アオキ

ホソバアオキの苗

アオキもヤブコウジ同様、昔から日本の山野に自生していた植物です。

森の中の日陰でも大きく育ち、日本の気候環境にもぴったりマッチした植物です。

花は小さく地味なため花の観賞としては向きませんが、力強い緑色の常緑植物として冬でも庭を彩ってくれるので、屋外の日陰の庭には必ず植えておきたい職部ですね。

アイビー

アイビー

グランドカバーとしても壁に這わせたりと、何かと優秀なアイビー。

日陰の環境であっと言う間にモリモリ育ちます。病虫害もほとんどなく、放って置いても育っていくところが重宝されています。

このアイビーも写真のように、濃い色のものや明るい色のもの、また葉の形が違うものなど様々で、日陰で植える場合には1色ではなく色のグラデーションや明るさを考えてチョイスするといいですね。

 

ワイヤープランツ

ワイヤープランツ

名前からもわかるようにワイヤーのように伸びていく植物です。

グラウンドカバーとしても超有名です。

意外と水をよく吸うので水やりさえ忘れなければ鉢植えでもどんどん成長します。地植えだと成長しすぎる場合もありますが、日陰で育つ植物としてはとても優秀ということで、うちでも重宝しています。

また、日当たりの良い場所でも良く育ちます。

YouTubeでも日陰の植物を紹介していますので、興味のある方はご覧ください。